ヨシックス
順調に店舗数を拡大し,現在300店。
毎年,50店ほど出店見込み。
もともと建設会社であるため,出店コストが極めて安い。
撤退も早い。
新業態を常に試し,変化にもよく対応している。
関西人らしく,コスト意識も素晴らしい。二等地に,安い家賃で出店する。わたしと同じことをしている。家賃比率6%って,おいおい。通常のお店の6割。儲からないはずがない。
地図で検索すると,都会にはまったくない・・・・さすが。
既存店の売り上げがまったく落ちていないのが素晴らしすぎる。採算が合わなければ,さっさと撤退するのだろう。競合がいないのかなあ。
ROE25%。借金事実上なし。500店になれば1.5倍。1000店になれば3倍・・・・平均80店出すとして,9年くらいはかかる,か。
一回の売買で買えるのが200万程度。
機関投資家はまず買えまい。
そのうち,ブレイクするだろうが,少し時間がいるかもしれない。
死角がまったくない。
PER15くらいなら,躊躇なく全財産をつぎこめる。
総論② 総論の各論
小売小型株を狙うとして。
具体的にどう絞るか。
同業種と比べて,利益率が比較的高いこと。ただし,薄利多売系の場合はあまり当てにならない。
安定して利益と売り上げ,店舗数が成長していること。これはマストである。
野心あるオーナー企業であること。これもマストである。スピードが違う。
ROEが15%程度あることかつ借金が年間利益の5年分以内であること。借金の金額は業態にもよるが。有る程度の資本効率がないと,そもそも成長できない。ROEが低ければ,SP500買った方がマシ。
小さい会社は,業界地図や雑誌にはなかなか載らない。
よって,基本は,ROE,前年売上変化率,前年経常利益変化率,PER25以下あたりでスクリーニングし,100社200社と,丹念に見ていくしかない。
成長性があるなら,PER20程度でも悪くはない。
が,20を切ってほしいのが実情だ。
評価されている優良株を買ってもしょうがないのだ。
2部やマザーズ,聞いたこともない会社名は,大歓迎である。
総論① セクター
短期だろうが長期だろうが,どうでもいい。
ただし,長期の方が理にかなっている気がする。
税金面で含み益を運用できるに等しい。
ファンダメンタルズが良いなら,上がったあとも上がるだろう。2倍くらいならいいが,手放したあとで5倍10倍になることだってある。
よって,基本的にはファンダメンタルズが良い優良株を購入し,長期保有することとする。
優良株とは,以前は,利益率が高く借金がない安定企業であると思っていたが,今は違う。
成長性である。
まず,企業として,成長性,拡張性があること。FCでない塾などは,結局,急速に拡大することができない。企業としては別に悪くはないのだが,成長性がある企業,とくにインデックスに負けてしまう。よって,S&P500との対比から,投資対象になりえない。
成長性とは,容易に拡大できることである。
取引先や店舗を安定的に増やすということになる。
あるいは,FC。
利益率が高かろうが低かろうが,店舗が倍になれば利益も倍,株価も倍になる。単純な理屈である。
ネットサービスもこれに当てはまるが,流行り廃りがはげしいので,長期的に競争に勝てるかどうか,確信をえられるケースがない。新規参入も容易である。
狙い目は,やはり小売であろう。
家具。
飲食店。
健康食品。
カー用品。
住宅・・・・はちょっと重いか。
服。靴。メガネ。
技術的に難しいものだと,人材育成に時間がかかり,成長性を損なう。また,成長に資本が必要だと,やはり同様である。
その意味で,やはり,飲食や日用品を小売が完全にねらい目である。
ニトリ,ABCマート,サイゼリヤ,ワークマン,セリア,ライザップ,北の達人。
これらに類似するもので,優良な小型株を選定していく。
はじめに
年7%程度の利回りなら,S&P500のインデックスを買えば達成できる。が,それではつまらない。
どうみても,わたしよりアホなヤツが10億20億達成しているのであれば,1億人に1人レベルの天才であるわたしにだって,1-2年でそれくらい達成できるはずだ。
株式市場は,極めて歪んでいる。ゆがみをみつけ,そこに集中投資する。ただ,それだけである。
神のご加護がありますように。